つっぱり型キャットタワーの選び方

つっぱり型キャットタワー

つっぱり型のキャットタワーも色々種類があります。
お手ごろ価格のものから、超高級なものまで。
どれがいいの?と悩むかもしれませんが、私の経験から言えるのは・・・

安物はやめておいたほうがいい!

注意点

  • 一度設置したら簡単には移動できない
  • 一人で組み立てるのが難しいものもある
  • 遊び盛りの猫の場合、危険もある
  • 賃貸アパートなど、天井に穴があけられないと不安定かも?
  • 掃除がめんどくさい

どうしてもつっぱり型にしてみたい!という方の選び方ですが・・・

選ぶポイント

  • 天井までの正確な高さを測り、設置可能なものを探す
  • 猫が昇り降りするのに危険でないデザインにする
  • 土台の柱が3本以上のものがおすすめ
  • 天井の突っ張りが2本のものがおすすめ
  • 複雑なデザインは組み立てるのが大変なのでまずはシンプルなタイプから

写真のタイプは土台の柱が3本あります。
真ん中の柱は階段の向こう側になっています。
上にいくと柱が2本になり、最終的には天井へのつっぱりは1本になっています。

土台の柱が2本の場合、タワーそのものの奥行きがないのでグラグラしやすいです。
組み立てる段階でかなりきっちりネジをしめておきましょう。
おとなしい猫の場合は大丈夫かもしれませんが、よく走り回るタイプの子や多頭飼いで追いかけっこをして遊んだりする子だと、かなりの勢いで飛びついて登るのですぐ不安定になると思います。

つっぱり型キャットタワー

経験上、後悔したのはつっぱりが1本しかなかったことです。
賃貸なので天井に穴をあけるわけにもいかず、粘着マットをつっぱりと天井の間にはさんでいます。
粘着マットは、テレビ転倒防止のためのものです。
しかし猫達が激しく昇り降りするので、すぐグラグラしてしまいます。
つっぱりをしょっちゅう締めなおさないと危険です。

つっぱり型キャットタワー

もう一つ失敗したなと思ったのが、お値段です。
やはり安いタイプは耐久性もそれなりで、爪とぎの麻ヒモが1年ほどでボロボロに。
何度も巻き直してみましたが、猫が爪とぎするとすぐほどけてしまいます。
残念なことに、この製品はパーツだけは売っていないので交換もできません。
高級なタイプだと交換パーツを売っている場合もあります。
長く使うなら、それなりの値段のものを買うほうがいいでしょう。

最後に・・・
つっぱり型の場合、最上段がかなり高い位置にあるデザインもあります。
猫が驚いたときや、複数匹で追いかけっこをしているときなど、上から飛び降りることがあるので危険です。
キャットタワーの周りに何もないと最上段から床に飛び降りる可能性があるので、そのときパニック状態だと怪我をしてしまうかもしれません。
最上段から飛び降りるということは、真下へ降りるのではなく前に飛ぶ感じになるので、着地点まで距離があります。
着地点にテーブルなどがあると角にぶつかったり、物を落として割ったりなど、可能性はいろいろあります。
すぐそばにタンスなどがあれば、直接床に下りなくても一旦タンスに飛び降りるということも可能なので設置場所は考えてあげてください。