腎臓ケアの療法食のキャットフードはどれがいいの?
どのキャットフードがいいかは、飼い主さんが一番悩むところだと思います。
血液検査・尿検査などで、どの成分に気をつけたらいいか担当の獣医さんに相談しましょう。
腎臓ケアのキャットフードにもそれぞれ違いがあります。
今回は一番気になるたんぱく質の値が低いフードを紹介します。
一覧表(ページ下部にあります)の中から、いくつかピックアップしていきましょう。
- キャットフード 腎臓 療法食 1 比較一覧表
- キャットフード 腎臓 療法食 2 たんぱく質の値が低いフード(この記事です)
- キャットフード 腎臓 療法食 3 リンの値が低いフード
- キャットフード 腎臓 療法食 4 脂質も抑えられているフード
- キャットフード 腎臓 療法食 5 穀物不使用のフード
HAPPY CAT ダイエット ニーレ【グルテンフリー】
happycatjapan.com
- たんぱく質 24%
- 脂質 20%
- リン 0.35%
- ナトリウム 0.4%
- 酸化防止剤 天然由来トコフェロール
- 392kcal/100g
全体的にバランスがとれていて、リンも低い値です。
グルテンフリーなので小麦を使用していませんので、アレルギー体質の猫ちゃんにもうれしいです。
(米粉を使用しています。)
酸化防止剤も天然由来のものなので安心です。
我が家はこのフードをあげています。
ロイヤルカナン 腎臓サポート セレクション
www.royalcanin.co.jp
100g当たり
- たんぱく質 23.2g
- 脂質 20.3g
- リン 0.39g
- ナトリウム 0.43g
- 酸化防止剤 BHA
- 393kcal
ナトリウムは少し高めですが、バランスがいいでしょう。
ただし、酸化防止剤がBHAなのが気になるところです。
BHAやBHTは発がん性物質と言われ、気にする飼い主さんも多いです。
しかしメーカーによると、特に問題にならない量だというお話しです。
大量に摂取したり、何十年も摂取しない限り影響はないと考えられます。
詳しくはこちらを参照してください。
→ロイヤルカナン 品質・安全性について
Amazon 「ロイヤルカナン 腎臓サポート セレクション」
ロイヤルカナン 腎臓サポート
www.royalcanin.co.jp
100g当たり
- たんぱく質 23.9g
- 脂質 17.7g
- リン 0.32g
- ナトリウム 0.42g
- 酸化防止剤 BHA
- 392kcal
ロイヤルカナンの3種類の中ではたんぱく質と脂質の両方が低く、リンがかなり低いのでバランスがいいでしょう。
一覧の中ではリンが一番低い値です。
ナトリウムと酸化防止剤については、先ほどと同じですね。
スペシフィック 猫用 FKD
www.msd-animal-health.jp
100g当たり
- たんぱく質 23.5g
- 脂質 24.4g
- リン 0.42g
- ナトリウム 0.19g
- 酸化防止剤 BHT BHA
- 456kcal
たんぱく質とナトリウムは低くていいのですが、脂質がかなり高いのが気になります。
一覧の中では一番脂質が高いです。
脂質が高いので当然、カロリーも高いです。
スペシフィックの製造元は動物(家畜・ペット)医療を研究しているデクラ社が開発したフードです。
(原産はベルギー)
酸化防止剤はBHTとBHAですので、気になる方はやめておいたほうがいいでしょう。
腎臓ケア 療法食 一覧表
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