脂質の数値の低いフード選び
今回は脂質の数値の低いフードの紹介です。
腎臓ケアの療法食は、たんぱく質を抑えているためどうしても資質が高くなってしまいます。
肥満になると、糖尿病の恐れもあるので太りすぎには気をつけてあげたいところです。
糖尿病の療法食は、高たんぱく・低脂質という慢性腎不全とは逆の成分のフードになってしまいます。
糖尿病になってしまうと、腎臓と糖尿のどちらかしかケアできなくなってしまうので気をつけましょう。
一覧表(ページ下部にあります)の中から脂質の低いフードをいくつかピックアップしてみました。
- キャットフード 腎臓 療法食 1 比較一覧表
- キャットフード 腎臓 療法食 2 たんぱく質の値が低いフード
- キャットフード 腎臓 療法食 3 リンの値が低いフード
- キャットフード 腎臓 療法食 4 脂質も抑えられているフード(この記事です)
- キャットフード 腎臓 療法食 5 穀物不使用のフード
フォルツァ10 リナール アクティブ
www.forza10japan.com
- たんぱく質 27%
- 脂質 15%
- リン 0.50%
- ナトリウム 0.20%
- 酸化防止剤 天然トコフェロール、ローズマリー抽出物
- 392kcal/100g
脂質とナトリウムが低く、カロリーも低めですね。
利尿作用・食欲増進・便秘などに利くといわれている、ハギ・クランベリー・タンポポも含まれています。
我が家はこのフードも混ぜています。
イースター
ベッツセレクション 腎ケア PPレーベル【ポーク】
www.yeaster.co.jp
イースター
ベッツセレクション 腎ケア BPレーベル【ビーフ】
www.yeaster.co.jp
ポーク ビーフ
- たんぱく質 27%
- 脂質 15%
- リン 0.5%
- ナトリウム 0.25
- 酸化防止剤 不使用
- 活性炭配合 200mg/100g
- 370kcal/100g
脂質が低く、一覧表の中ではカロリーが一番低いです。
こちらはリニューアルしてパッケージが変わり、ビーフ味が出ました。
ポーク味は以前と中身は同じです。
このフードの特徴は活性炭が入っていることですね。
活性炭は有害物質を吸着し体外へ排出する役目があります。
イースターには「ル・シャット デトレ」という一般のフードもあり活性炭が含まれています。
(デトレはポーク味で、ビーフ味は療法食のベッツセレクションにだけあります)
成分はほぼ同じですが、こちらのベッツセレクションは療法食なので活性炭の量が多いのが特徴です。
我が家はビーフ味が人気です。
楽天市場 「イースター ベッツセレクション 腎ケア PPレーベル」
Amazon 「イースター ベッツセレクション 腎ケア PPレーベル」
楽天市場 「イースター ベッツセレクション 腎ケア BPレーベル」
Amazon 「イースター ベッツセレクション 腎ケア BPレーベル」
ロイヤルカナン 腎臓サポート
www.royalcanin.co.jp
100g当たり
- たんぱく質 23.9g
- 脂質 17.7g
- リン 0.32g
- ナトリウム 0.42g
- 酸化防止剤 BHA
- 392kcal
ロイヤルカナンの3種類の中ではたんぱく質と脂質の両方が低く、リンがかなり低いのでバランスがいいでしょう。
一覧表の中ではリンが一番低い値です。
ナトリウムと酸化防止剤については、前回と同じですね。
気になる方は避けたほうがいいでしょう。
ロイヤルカナン 腎臓サポート スペシャル
www.royalcanin.co.jp
100g当たり
- たんぱく質 26.9g
- 脂質 17.6g
- リン 0.46g
- ナトリウム 0.42g
- 酸化防止剤 BHA
- 393kcal
先ほどの「ロイヤルカナン 腎臓サポート」と脂質はほぼ変わりませんが、たんぱく質がやや高めで、リンとナトリウムも高いです。
カロリーはほぼ同じです。
ロイヤルカナン3種類の中では、マグネシウムの値が一番低く0.051gとなっていますので、結石の予防にはいいでしょう。
酸化防止剤については、前回と同じですね。
気になる方は避けたほうがいいでしょう。
腎臓ケア 療法食 一覧表
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